髪の毛はなぜ抜けるのか。そのメカニズムに迫る

髪のメカニズム

髪の毛はなぜ抜けるのか、そのメカニズムに迫る

人には健康的な頭皮であれば、平均的には約10万本ほど髪の毛が生え、毎日50~100本が抜けています。そして、それぞれが個別のサイクルを持っています。

実はそのサイクルを理解していないと抜け毛や薄毛の対策ができないままになってしまいます。今回は髪の毛のサイクルとそのメカニズムを紹介します。

ヘアサイクルとは

毛根のサイクルのことを「ヘアサイクル」と呼びます。髪の毛が生えてから抜けるまでの一連の流れのことで、毛周期ともいいます。

成長期

成長期は髪が生まれ、どんどん成長をしていく期間です。男性だと3~6年間、女性だと4~8年間ほど成長期があります。

毛母細胞が作りだす細胞は、段々上部に押し上げられていき、毛幹へと変化していきます。毛母細胞は平たく言ってしまえば髪の毛の素にあたる細胞で、細胞分裂を繰り返すことで髪の毛が成長していきます。

産毛から普通の毛に変化していく時期で、髪が伸びるのはこの期間だけになっています。

退行期

退行期は段々成長が遅くなる期間です。毛母細胞の働きが段々と衰えていき、髪の毛の成長は成長期よりもずっとゆっくりになります。
約2~3週間ほど続きます。

休止期

休止期は髪の成長が完全に止まる期間です。この時期になると髪は伸びきった状態で、これ以上は成長しないので抜けるのを待つ状態であるともいえます。およそ3~4ヶ月ほどで髪は抜け落ちます。

この時期は毛母細胞は完全に機能を停止していて、インターバルをおいた後にまた活発に活動をはじめ、産毛が生えてきます。健康的な人なら問題なくもの一連のヘアサイクルが機能します。

毛はなぜ抜ける? 仕組みを知り抜け毛の恐怖を迎え撃て!(前編)

薄毛・抜け毛の原因

健康な人であればヘアサイクルの最後である休止期で抜け落ちた後に、また新しい毛が生えてくるのですが、薄毛や抜け毛で悩んでいる人の場合はヘアサイクルが乱れ、休止期の後になかなか成長期に移行できなかったり、成長期で乱れが生じたために細い毛の状態ですぐ抜けてしまったりします。

ヘアサイクルを乱す原因は色々考えられています。

ストレス

現代社会で深刻な問題になっているストレスは髪の毛にも影響を与えます。頭痛や胃痛などの他のストレスでよくでる症状とともにでている場合があり、ストレスで悩んでいる人はヘアサイクルが乱れ、抜け毛が増えている可能性が十分にあります。

食生活の乱れ

不健康な食生活を繰り返している場合もヘアサイクルが乱れ、抜け毛に繋がります。喫煙酒、添加物の多い食品などの食べるものや、暴飲暴食を繰り返すなどの乱れた食生活のリズムによっても影響を受けます。

遺伝

薄毛などは遺伝で決まるとよくいわれますが薄毛や抜け毛になったときに、遺伝が原因であるかどうかは実はなかなか判断しにくいことがあります。

薄毛になりやすい遺伝にはいくつか種類があり、薄毛や抜け毛が増えたからといって一概には遺伝が原因であるとはいえません。しかし、脂症などは遺伝しやすく、キチンとしたケアを行わなければ、その遺伝が原因で薄毛になることはあります。

そういった可能性を感じたら日頃のケアを見直すようにして、未然に防ぐようにしましょう。また、M字型の薄毛の場合は他と比べると比較的遺伝しやすいといわれています。

薄毛・抜け毛の原因と対策とは

薄毛・抜け毛のケア

薄毛や抜け毛を改善するには、生活全体の見直しや頭皮環境の見直しなどが重要になります。例えば日頃から外食が多く、脂っこいものばかりを食べている人であれば、生野菜を中心としたメニューを考えてみることが大事になります。

食事の時間が不規則になりがちな場合は、生活スタイルを全体的に見なおし必要があります。もちろん睡眠は髪の健康にとって重要な要素となり、深夜まで起きているような人は早めに寝るようにするなど習慣づけることも必要でしょう。

ただそれだけで抜け毛が減るか、というと個人差がどうしても生じてしまいます。また仕事の影響で規則正しい生活が難しい方もいるでしょう。

そうした方は育毛を促進すると言われるサプリメントや、頭髪の直接塗布する育毛剤を活用することも選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

おわりに

今回は髪のサイクルとメカニズムについて紹介しました。抜け毛はヘアサイクルの関係で必ず起こることですが、いつもより多いと感じたときはまず生活全体で原因になりそうなことを探し、解決を図ってみましょう。

参考サイト
育毛研究室
KERASTASE

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